カヴァー天国
少し前にスペシャルズの新譜を買った、赤いジャケットのやつ。
タイトル『Protest Songs 1924−2012』からも分かる通り、プロテスト・ソングを集めたカヴァーアルバムだ。
元ネタが分かるのはボブ・マーリーの『Get Up ,Stand Up』ぐらいだけど、素直にカッコイイと思える一枚、オススメ。
興味のある方は是非、聴いてみよう♪
カヴァーアルバムが好きだ、そのミュージシャンのルーツが分かるから。
「やっぱりなぁ〜」な選曲、「そんなんも聴いてるの?!」みたいな意外な選曲。
好きなミュージシャンの嗜好を知ることができるのは楽しい。
そんな訳で思いついた好きなカヴァーアルバムを紹介してみよう。
ジョン・レノン『Rock′n Roll』
ジョンのソロ・アルバムでは一番、聴いてるんじゃないかなぁ。
ジョン・レノンがロックンロールを歌う、悪い訳がないよね。
これは是非、聴いてほしいなぁ。
ポール・ウェラー『Studio 150』
ウェラー兄貴ならではのカヴァーがいい感じ。
ひねりがないところが兄貴っぽいのだ。
ディランの『見張り塔からずっと』は誰がカヴァーしても素敵だよね。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『Renegades』
ヒップホップからディランまで、意外な様な、そうでもない様な選曲の一枚。
MC5やストゥージズ、B・スプリングスティーン、ローリング・ストーンズ等をカヴァー。
結構、好きな一枚です。
ザ・コレクターズ『Biff Bang Pow』
ルーツであるモッズな曲を日本語でカヴァー、これがめっちゃカッコイイんだ。
加藤ひさし自ら書いた解説も嬉しい。
モッズに憧れる全ての日本人に聴いて欲しいなぁ。
トータス松本『Traveller』
こっちはトータス松本のルーツである黒人音楽のカヴァー。
ソウル、ブルースを歌い上げるトータスがとにかくカッコイイ!
これもトータス本人の解説付き。
他にもデヴィッド・ボウイやガンズ&ローゼズ、王様(!?)なんか思い付いたけど、ひとまずこの辺で。
カヴァー・アルバムは自身の代表アルバムになることは少ないかもしれないけど、ルーツが分かるし、愛が伝わるしで、僕は好きです。
もうねミュージシャンだったら、一枚はカヴァー・アルバムを作れば良いよ、ホント。