円空・ザ・パンク!

仏像、ロックンロール、時々デザインについて語ります

イイよね、スモール・フェイセズ!

前々回、スティーブ・マリオットについてちょっと書いた。

改めて説明するのも億劫だけど、せっかくだから今回はスモール・フェイセズについて書こうと思う。

 

まずはメンバーの紹介。

■スティーブ・マリオット(ボーカル/ギター)

個人的に思う60年代最高のボーカリスト

この後に結成するハンブル・パイも超カッコいいのでチェックすべし!

■ロニー・レイン(ベース)

親父臭い顔をしているけど、最高にイカしたモッド野郎。

ソロの曲は僕の琴線に触れまくりだ、入手困難だけどマジオススメ。

■ケニー・ジョーンズ(ドラム)

過小評価されてるけど、ドカドカしたドラムは天下一品。

後にキース・ムーン亡き後のザ・フーに加入。

■イアン・マクレガン(キーボード)

マックの転がるオルガンこそが音の要なんじゃないかって気もする。

ローリング・ストーンズ関係の仕事もいっぱい。

 

60年代当時のロンドン、モッズ界隈では西(ウエスト・エンド)のザ・フー、東(イースト・エンド)のスモール・フェイセズと呼ばれたらしい。

とにかく流行に敏感なガキンチョの間では大人気だったんだろう。

YouTubeに転がってる動画を観れば、それも納得ってもんだ。

 

その後、スモール・フェイセズは二つに分裂する。

ティーブ・マリオットはハンブル・パイを結成し、他の3人はロッド・スチュアート、ロン・ウッドを迎えフェイセズを結成する(どっちのバンドも最高)。

1977年には再結成(直前でロニー・レインが不参加)するも、往時の輝きは取り戻せなかった…。

 

ティーブ・マリオット、ロニー・レイン、イアン・マクレガンはもうこの世にはいない。

だけど彼らのカッコいい音楽は永久不滅だ(ソロも含めて)。

 

あんまり意味のない説明だったけど、言いたいことは「みんなカッコいいからスモール・フェイセズ聴こうぜ!」に尽きるな、ハハハハ。

 

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