円空・ザ・パンク!

仏像、ロックンロール、時々デザインについて語ります

続・坊主

坊主頭の映画と云えば『This  is  England』じゃなかろうか。

時は80年代初頭のロンドン、スキンヘッズと仲良くなった少年の成長物語(?!)だ。

思想的な正しさはともかく、映画の中でのスキンヘッズのファッションはカッコ良かった。

フレッドペリーやベンシャーマン、サスペンダーにドクターマーチン、英国好き男子には堪らないよね。

 

サウンドトラック、スペシャルズやUKサブス、デキシーズミッドナイト・ランナーズなんかの曲が使われている(なんかちっとも覚えてないんだけど…)。

その点はロック・パンク好きにも入りやすいんじゃないかな。

オススメ映画なので、観たことない人には観ていただきたい一本です。

 

スキンヘッズ、即ち坊主集団と云えば羅漢である、500RAKAN!

五百羅漢を祀るお寺はいくつかあって、中でも有名なのが東京は目黒の五百羅漢寺ではなかろうか。

本堂、および「コ」の字型の堂内には所狭しとスキンヘッズが居並ぶ、それはもう大迫力なのだ。

もちろん五百羅漢像は一躰一躰、ポーズ・表情が異なる、おまけにそれぞれ異なる“キャッチフレーズ”まで付いてるんだ。

 

因み全ての五百羅漢は松雲元慶という、たった一人の手によって作られているらしい。

円空もそうだけど、人間の執念って馬鹿にできないパワーを秘めてるのかもね。

 

都内の数少ない仏像スポット、パンクな五百羅漢はいいところです♪

 

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マジオススメ