円空・ザ・パンク!

仏像、ロックンロール、時々デザインについて語ります

ピンヘッド

ラモーンズを聴くと、自分もギターが弾ける気がする。

実際、弾けた(人に聴かせるレベルじゃないけどさ)。

ギター初心者にとって「すぐに弾ける!」ってのは励みになるし、続けるためのモチベーションになるよね。

きっと世界中にはラモーンズの曲が弾けたことで、ギターの虜になったキッズや不良たちがいっぱいいるんだろうな。

 

円空仏を見てると、自分でも彫れそうな気がする。

彫ったことはまだない。

まぁインターネットを検索するとコピー仏がいっぱい出てくるし、円空彫りの本とかも出てるよね。

きっと日本中には円空仏に魅了されて、自分でも掘ってみたくなった円空キッズがいっぱいいるんだろうな。

 

そういえば「木喰は円空仏を見たことで造仏を始めた」という説があるらしい。

実際のところは不明だけど、円空仏を見た木喰が「これなら俺でも彫れる!」と思っても不思議じゃない気はする。

ラモーンズ円空も人の初期衝動に訴えかけるパワーがあるんだろうな、きっと。

 

ただ…である。

ジョニー・ラモーンのギターはすぐに真似できるけど、あの鬼気迫る雰囲気は誰にも真似できない。

同様に円空仏も同じように彫れるんだろうけど、やっぱり雰囲気までは再現できないんだろうなぁ、そりゃそうだ。

ガバガバヘイ!

 

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